室町後期
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松阪市星合町の波氏神社
「はて神社」と読みます 天棚機姫神(あめのたなばたひめのかみ)をお祀りしていることから「星の社」「星合の社」と呼ばれるたいへんメルヘンな宮さんです
増水した天の川を前にして途方にくれた織姫と彦星のもとに 鵲が飛来して橋を架けたという七夕伝説があるのですが 星合にはその鵲橋もあって地域の子供達で「鵲七夕まつり」が毎年おこなわれています
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さて その波氏神社の一角に六地蔵石幢が残されいます
幢身を失った複制石幢のあつらえですが 龕部以外は寄せ集めのようで 脆い砂岩に彫られているためにかなり摩耗が進んでいますが 六体の地蔵さんの姿ははっきりと見てとることができます
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蒲生氏郷が松阪城を築くまでは参宮街道は現在よりずっと海岸寄りを通っていました 天白と呼ばれる今では静かなこの辺りですが 中世の頃には街道を行き交う人で賑わったにちがいありません
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参考書籍
「ふるさと三雲 今と昔」P150 三雲町
「美杉村史下巻」P626 美杉村史編集委員会
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