正眼寺の六地蔵石幢 伊勢市通町

江戸前期

勢田川橋を渡ると通町です 勢田川の右岸に沿って県道宇治山田港線が勢田川の河口に向かって伸びています 昭和四十九年に一色大橋ができるまでは県道の一部に(一色から神社港まの間)水路「一色の渡し」を含んでいました そんな水運の町らしく 堤防の際まで民家がびっちりと埋め尽くしています 平野部で育った私には目にうつる全てのものが珍しく感じます

すぐに県道から離れてしばらく路地を歩くと正眼寺を見つけることができました 境内に重制の六地蔵石幢が立っています 

江戸前期 十七世紀後半の造立とされます 複弁の請花まで備え市内の同時期の石幢に比べると古式に則った姿にみえます

どっしりと重々しい風情ですね 中央に節をとった幢身は上下を細めています 二見町の松下墓地にある延宝九年(1681)銘の石幢石幢にも同じ工夫が見られるので同時期の流行なのだろうとおもいます

参考書籍

「伊勢市の石造遺物」P166 伊勢市教育委員会 

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