西明寺の六地蔵石幢 伊賀市高尾

室町時代 
伊賀市指定文化財

高尾は旧青山町の最深部だ 県道をさらに東に桜峠を越えると美杉に抜ける 静かな山里に万治二年(1659)の創建と伝わる曹洞宗のお寺がある     境内の墓地には二基の六地蔵石幢が残されている ともに竿部の失われた重制石幢だ  上の一基が伊賀市の文化財に指定されている     こちらの石幢の龕部の方が背が高い

六地蔵石幢 伊賀市教育委員会

上から、宝珠、笠、幢身、基礎よりなる。六角の幢身の各面には、地蔵菩薩の合掌立像が彫刻されている。高さ八十五.四㎝。室町時代の作と見られる。

現地説明板より引用

境内に残るもう一基の石幢 二基とも同時期の石幢である

参考書籍

「伊賀の石仏拓本集」P213 市田進一 
「青山町史」P955 青山町
「青山町の文化財」P32 青山町教育委員会

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