西光寺の六地蔵石幢 伊賀市槇山

年代不詳

槇山は四方を低山に囲まれた静かな山里です みちゆき地蔵さんの手前で集落の後ろの丘陵中腹に西光寺はあります 裏手の墓地に廻ってみると 無縁墓の前に 竿石を欠いた重制石幢が立っていました

江戸時代頃の地蔵さんでしょうか 大きなお顔でふくよかな体をした地蔵さんです

こちらは伊賀市の文化財に指定されている宝篋印塔 鎌倉後期の大きなものです 塔身の四面には月輪の中に金剛界四仏の種子を薬研彫りにしています 写真は南面の宝生仏 タラーク त्राः と西面の阿弥陀仏 キリークह्रीः   槇山には字政所から南に入った山裾にも同時期 同規模の宝篋印塔が残っています

こちらも伊賀市の文化財に指定されている鎌倉時代の五輪塔 宝篋印塔もそうですが いずれも大和系の特徴を備えています 

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