鍛冶屋墓地の六地蔵石幢 伊賀市鍛冶屋

江戸時代

東谷観音寺の門前から右手に伸びる小道を辿っていきます 木立の中をしばらくいくと東山の地割りを越えてすぐ左手に鍛冶屋の墓地があります 土葬墓で所謂「三昧」だった墓地だろうとおもいます 今でも木製の卒塔婆が立てられています 夏草におおわれた墓地の中で珍しい形の六地蔵石幢に出くわした

まるでドンキーが投げる樽のような形の龕部 赤みのある石で鍛冶屋地蔵堂前の地蔵薬師二尊磨崖仏の色とも似ています 竿部に開いた穴が謎ですが笠から基礎までが完品のようです
合掌した地蔵さん 素朴な表情だ 

参考書籍

「上野市史文化財編」P680 上野市史編さん委員会 編

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